【お歳暮】GA!FA ストール3

今年、既に、「宵闇 YOI-YAMI」「降地 KUDA-CHI」と、非常に量感のある作品を出してiLL,GA!FAから、定番の近代国家の国旗をメディウムにしたストールが登場↑国旗がプリントされた布を縦に裂き、一度ミシンで仮止めした後に、横から刺繍糸で刺し子を差し込むことで、極彩色の曼荼羅ともいえる様相を呈すこちらのシリーズ。古代から現在まで脈々と伝わる、人間の生活の知恵＝襤褸、刺し子、裂き織りとも違う、GA!FA オリジナルの哲学と手法で織られ編まれた1本。サイズ：全長105cm幅5.5cm（フリンジ含まず）今作も、カラフルな刺し子と切りっぱなし・垂れっぱなしのフリンジ、仮縫いのミシンのステッチなどが合わさり、非常に有機的な印象。柳幸典さんの『アントファーム』をはじめ、リヒターの『Strip Painting』アンドレアス・グルスキーの写真からインスピレーションを得たとわ、「お釈迦様でもわかるめぇ」と『AKIRA』の金田←（特別出演）今作でわ、初めて、ストールの端に手縫いのステッチをかけておりマス↑縦横無尽に走る、極彩色の色の流れがフレーミングされ、また、そのフリンジが植物の根のようなで、自由に動くことで視覚に多層的なレイヤーと動きを感じさせる1本デス。長さわまさみ、首に一巻きして30cmほど下に生地が垂れるほど。長すぎず・短すぎず。丁度いい。ミシンの仮止め以外わ、勿論、全て、手仕事。「手仕事の温かみを感じられる」とか「乾いた手仕事…」なんて云ふ、ビジネスライクな美辞麗句を良く見かけますガネ、手仕事ってのわ、実の所とジョージの世田谷ベースわ畑と一緒で、骨が折れるし、指先なんて「穴」が開きマスよ。うっかり指も刺すし、針を握る指も潰れて来る。関節も曲がりマスわな「手仕事」ってのわそう云ふことなんです。Cavalier Meiko Takahashiさんと云ふ、「全て手縫いで」素晴らしい服を作っている方がいまして。ナニかで、手の写真拝見して感動しましたです。人が物事につける価値観もずいぶん多様化しましたがね、物事の根幹と云ふものわ昔からちっとも変わってない。今回、販売価格設定せずに演って観マス。さて、どうなりますやら。