■アルバカーキにある「Antiques & Things」で見つけた『Bobby Johnson 1960年代後半制作 Wild horse BIG Pendant drop』になります。ボビーは受賞歴が多数あり、大作と呼ばれる作品はミュージアムなどに展示されるアメリカで高い評価を得た作家です。セットされた「ワイルドホース」、これだけのサイズはなかなかありません。全体は素朴かつ武骨な“ナバホトラディショナルスタイル”でまとめられていて、ワイルドホースの周りは「ワイヤーワーク」で飾られ、フレームには「全ての始まり、命のシンボル=seed(種)」のスタンプが施されています。特筆すべきはバチカンにあるV型のスタンプ、これは現在ではあまり使われなくなった「entrails」~直訳すると“内臓”ですが、特に「動物の内臓」を意味します。これは「大地の糧のシンボル」『ワイルドホース、大地、種、そして人々が生きていける』すべては循環し繋がっていることを表現した作品です。【豆知識】●ワイルドホースとは?ターコイズと一緒に採れる石で、ターコイズに似た成分ですが、青色を出す「銅、アルミニウム」が含まれず、「国際鉱物学連合」により規定されている“ターコイズには銅・アルミニウム・リンが含まれる”ことから外れますので「ターコイズとは異なる石」になります。『ワイルドホース』は流通名であり、正式な名はまだありません。実は「ホワイトバッファロー」と同じ石で、違いはそのマトリクスの色だけです。含まれたマトリクスはどちらも「褐鉄鉱」で、地中の環境により茶、黒、赤、黄などに変化し、これはターコイズでも同様です。日本では、同じ白い石である「ハウライト」や「マグネサイト」をワイルドホースとして販売しているのを散見しますので、ご注意いただければと思います。また「ホワイトターコイズ」と称する場合がありますが、『真っ白なターコイズは存在しません!』■サイズなど/縦約(バチカン含む)65㎜、最大幅約35㎜、厚さ約(ワイルドホース含まず)1.5㎜。ワイルドホース縦約33㎜、横約18㎜、高さ約7㎜。バチカン内寸約12㎜×8㎜。作者ホールマーク、Sterling 刻印アリ。※ヴィンテージ
■アルバカーキにある「Antiques & Things」で見つけた『Bobby Johnson 1960年代後半制作 Wild horse BIG Pendant drop』になります。ボビーは受賞歴が多数あり、大作と呼ばれる作品はミュージアムなどに展示されるアメリカで高い評価を得た作家です。セットされた「ワイルドホース」、これだけのサイズはなかなかありません。全体は素朴かつ武骨な“ナバホトラディショナルスタイル”でまとめられていて、ワイルドホースの周りは「ワイヤーワーク」で飾られ、フレームには「全ての始まり、命のシンボル=seed(種)」のスタンプが施されています。特筆すべきはバチカンにあるV型のスタンプ、これは現在ではあまり使われなくなった「entrails」~直訳すると“内臓”ですが、特に「動物の内臓」を意味します。これは「大地の糧のシンボル」『ワイルドホース、大地、種、そして人々が生きていける』すべては循環し繋がっていることを表現した作品です。【豆知識】●ワイルドホースとは?ターコイズと一緒に採れる石で、ターコイズに似た成分ですが、青色を出す「銅、アルミニウム」が含まれず、「国際鉱物学連合」により規定されている“ターコイズには銅・アルミニウム・リンが含まれる”ことから外れますので「ターコイズとは異なる石」になります。『ワイルドホース』は流通名であり、正式な名はまだありません。実は「ホワイトバッファロー」と同じ石で、違いはそのマトリクスの色だけです。含まれたマトリクスはどちらも「褐鉄鉱」で、地中の環境により茶、黒、赤、黄などに変化し、これはターコイズでも同様です。日本では、同じ白い石である「ハウライト」や「マグネサイト」をワイルドホースとして販売しているのを散見しますので、ご注意いただければと思います。また「ホワイトターコイズ」と称する場合がありますが、『真っ白なターコイズは存在しません!』■サイズなど/縦約(バチカン含む)65㎜、最大幅約35㎜、厚さ約(ワイルドホース含まず)1.5㎜。ワイルドホース縦約33㎜、横約18㎜、高さ約7㎜。バチカン内寸約12㎜×8㎜。作者ホールマーク、Sterling 刻印アリ。※ヴィンテージ